GLOBIS 学び放題で学び続けるのは仕事で「自己表現」したいから。将来の社会貢献に向けて今、できることとは

2016年にリリースした学習動画サービス「GLOBIS 学び放題」は、おかげさまで動画が3000本間近となりました。突然襲った新型コロナウイルスで私たちの働き方や生活、価値観が変化していく中、今後の意思決定を支える知識・知恵を身につけたいと、より多くの方にGLOBIS 学び放題をご活用いただいています。

今回は教育業界で働くユーザー、藤澤瞳さんにインタビューしました。

GLOBIS 学び放題に決めたのは、好奇心を掻き立てられるコンテンツに巡り合ったから

――藤澤さんの現在のご状況をお教えください

私は教育業界でサブスクリプション型の英会話カフェを運営しています。入社当時は営業事務の仕事をしていましたが、社長と私と外注のスタッフさんからなる少数精鋭の会社のため、現在は会員さんの管理や会計、人事、営業を担当しています。

――会社で多岐にわたるお仕事をしていらっしゃる中、GLOBIS 学び放題で学びたいと思ったきっかけをお教えください。

現在の会社に入社する前、私は塾講師など個人で活動する専門職に就いてきました。しかし、会社に入ったら組織として業務が進んでいくし、報連相といったコミュニケーションを求められる機会も増えていったんです。何でも一人でこなしてきた私にとって周囲との二人三脚は初めてだったので、この機にコミュニケーションや対人関係の構築を学ぼうと考えました。

また、20代から仕事をしてきて、いずれは自分で事業を立ち上げて商品やサービスを作りたいと考えるようになっていました。そんな将来の挑戦を踏まえると、経営戦略やマーケティングをはじめとする起業に欠かせない知識を今から習得しておく必要がある。現在の仕事をきちんと遂行して実績を残すことに加えて、社会的自立に向けてビジネススキルを学んで基盤固めをしたかったんです。

――ご自分にビジネススキルが必要だと実感したエピソードはありますか?

社長と会話していた時、自分にはフィーリングや感覚で話す傾向があると気づきました。「この企画を進めたい」と相談しても、「他社と比較して自社サービスをどのように改善するのか」「この目標数値は妥当か」と突っ込まれると、せっかくひらめいたアイデアでもそれ以上の具体案を打ち出すことができませんでした。

また、周りを見ると、仕事で実績を上げたり、昇進したり、自分の思い描くサービスを実現させている同世代がいる。果たして自分も社会人として成長しているのか、適切なインプットをしてきたのかに自信がなかったんです。

――最近は無料でビジネススキルを学べるサービスがありますが、なぜGLOBIS 学び放題にしようと思ったのですか。

前職でお世話になった社長がグロービス経営大学院で学んでいたので、グロービス自体は以前から知っていました。今やYoutubeなど無料で学べるビジネスコンテンツに溢れていますが、GLOBIS 学び放題だったら仕事で成果を出すための知識を体系的に学ぶことができます。

会計やマーケティングのような難易度の高いコースでも初級レベルから学んでいけるし、3000本近くある動画ではマインドフルネスや人生哲学といったテーマも幅広く取り扱っているので、始めるのに迷いはありませんでした。

また、「志を培う「コミュニケーション」の本質とは?~伊藤羊一×紺野俊介×島田久仁彦×田中愼一×木暮太一」のように、滅多に見ることのない組み合わせの座談会もあって好奇心が掻き立てられるんですよね。それが学習を続けられるモチベーションになっています。

「いつの間にか1時間見ていた」学習を続けるコツは、ノルマを持たないこと

――藤澤さんは、すでに100コース以上ご覧になったとのこと。現在はどのコースを学んでいらっしゃいますか?

思考系を重点的に学んでいます。会社では企画を練ったり見を求められたりすることが多いですし、そもそもの地頭を鍛えたいので、仕事に活かせる動画や興味のある動画は全て網羅したい。なので途切れることなく、キャリア・志や思考、マーケティング、会計と動画を見ています。

――お仕事でお忙しい中、継続的に学習するコツはありますか?

個人的には、1日15〜30分をGLOBIS 学び放題に当てることを理想としています。ただ、仕事の繁忙期では1週間丸々開けない時があるし、反対に余裕のある時は、1時間をゆうに超えて学習することもあるため、敢えてノルマを決めていません。

インプットでは、書籍「メモの魔力 ( SHOWROOM株式会社 前田裕二さん著 )」を参考にしながら、その日に学んだ内容をノートにサッと書いて、それを一般的な概念に変換するようにしています (抽象化)。そのノートを何度も見返しながら頭に入れていきます。動画の最後に登場する、概要をまとめたスライドを見ても腹落ちしない箇所や「これは実務で使える」と思った情報はメモに残しています。

――藤澤さんにとって、どのような学びがお仕事に活かされていますか。

特に私の支えになっているのは、「対人関係を良好にする~リーダーのためのアサーティブコミュニケーション~」から学んだ、誠実で対等な人間関係を築くためのコツです。チームで働いたことがなかった私は、職場でいかにコミュニケーションをとるか、いかに社員と近すぎず遠すぎずの距離を保ちながら主張をしていくかに悩んでいました。アサーティブコミュニケーションによって、職場にはこういうタイプの人がいて、こういう考え方もあるんだと認識して、「自分のこういう点は今後も伸ばしていこう」「こういう心の反応のクセは直そう」と省みる習慣ができました。

GLOBIS 学び放題「対人関係を良好にするアサーティブ・コミュニケーション」

また、「マインドフルネス入門」も欠かせない動画です。忙しい毎日によって気持ちが散らかったまま学習しようとしても、「動画をただ見つめているだけ」になって頭に入ってこなくなってしまう。この動画で頭と心のコンディションを整えてからGLOBIS 学び放題を開始するようにしています。

――藤澤さんがインプットして意識や行動を変えたことによって、職場ではどのような変化がありましたか?

英会話カフェを利用してくださる会員さんから「英語との向き合い方が分からない」といった質問を受けることが多いので、お話を伺いながら相手にとって何が必要かを提案するようになりました。営業マニュアルにあるような回答を並べても、相手には響きません。次第に、会員さんからは「あなたに相談して良かった」と声をかけていただけるようになりました。

新規顧客獲得数を大幅に伸ばしたわけではありませんが、英会話教室を転々としていた会員さんが私たちのサービスを継続してくださったり、お友達を誘ってくださったりすることが増えました。

イベントや勉強会は新たな視点を得る最高の機会。倍増していく「もっと学びたい」

――藤澤さんは、GLOBIS 学び放題事務局が主催するオンラインイベントにも積極的に参加してくださっています。

GLOBIS 学び放題を始めて数ヶ月間は動画を見るだけでしたが、講師の鳥潟さんが主催する目標設定のオンラインイベント「Learn How to Learn ~自分にあった学習法を見つけるための4つのステップ~」に参加したら、「もっと学びを深めたい」という秘めた思いが隠しきれなくなり、モチベーションが高まってきたんです。これをきっかけにヘビーユーザーになっていきました(笑)。

また、講師の武井さんによるブランド・マネジメントのオンラインイベントが開催された時には、講演後の質疑応答で「今後、英会話業界はどうなりますか」と、質問させていただいたんです。これからの働き方やキャリアに迷っているところだったので、武井さんからじかに業界の現実(飽和状態であり、AI導入や無料オンラインサービスの普及によって差別化が難しいこと)をご回答いただけて天にも昇る心地でした。

――ユーザーの方々が主催していらっしゃる勉強会については、いかがですか。

ユーザーの皆さんが集まる勉強会に参加すると、学んで分かっていたつもりが「何だったっけ?」になっていることが多いので、復習・見直しができる機会だと思っています。皆さんとアウトプットしたり議論したりすると新たな気づきが次々と出てくるので、ノートにどんどん書き加えていますね。

――皆さんと一緒に学ぶ中「初めて学んだ」というものはありますか?

営業職として働いているユーザーの方から学んだのは「説得の3層構造」。私が部下という設定で上司を説得するロールプレイングをした時、普段からお客様へ交渉・説得している彼からは「相手の感情面に配慮しながらこう言うと納得してもらいやすい」「相手の観察すべき変化ポイントを押さえる」と細かなアドバイスをいただきました。

――さまざまな業界・職種の方が集う勉強会だからこそ、新たな視点や専門的知識も得られますよね。藤澤さんからも「こういうふうにすると良い」という提案はなさっていますか?

長期・中期・短期の目標を現実的な視点で設定することや、自信がなくなってモヤモヤする時期が来たら自分が成長した点も見ることをお伝えしたところ、皆さんにご好評をいただき、さっそく取り入れてくれています。

同じテーマでも、参加者がメモするポイントや持っている知見や経験もさまざまなので、それらを共有し合うだけでも多面的、重層的に学べる機会になります。何よりも、皆さんと一緒に勉強するのは楽しい。新型コロナウイルスの影響もあって、仲間と顔を合わせてコミュニケーションすることの大切さを実感しています。

仕事は自己表現の一つ。人生を通して学び続けて社会に貢献していきたい

――働き方や生き方で予期せぬ変化が生じている昨今、藤澤さんはどのようなキャリアをお考えですか。

31歳の今、35歳までに何をすべきかと迷うこともありますが、ゆくゆくは起業して自分の思い描く商品やサービスを作りたいです。その前にまず、パラレルキャリアを介して自分のできることを広げつつ、収入源も増やして経済的自立をする。それらの実現に欠かせない経営や会計、税金、財務といった知識を身に付けて、ひととおり自分で回せるようにしたいと考えています。

有り難いことに、現在所属している会社では裁量や責任が大きくてやりがいを感じています。しかし、新型コロナウイルスによっていつ会社が暗雲低迷してもおかしくない。先行き不安の中でも、できることを一つ一つこなしていくと決めて動いています。

――将来、藤澤さんはどのような事業を立ち上げたいとお考えですか。

「女性の自立」をテーマにしたコミュニティを設立して、キャリアアップに向けて学習する機会を設けたり、キャリアやライフイベントについてのお悩みへアドバイスしたり、同じ立場の皆さんで話し合う場を提供したいですね。現在も会員さん一人ひとりに適した学習方法を提案することで、個々の可能性を引き出すお手伝いができるのが楽しくて。

――現在、女性を取り巻く社会情勢について声が上がることが増えて、世の中も変わろうとしているさなかですよね。皆さんの意思決定や行動の支えになるサービスはとても心強いと思います。

結婚や出産、子育て、親の介護といったライフステージの決断や変化に直面したり、仕事と家庭の両立を考えたり、社会人として、妻として、母として悩みを抱えた時に打ち明けたり仲間と寄り添い合えたりできるようなコミュニティを作って、女性の頼りになる存在になれたらと考えています。そうなるために、常日頃から学び続けて自分の力を高めつつ、仕事を一つの「自己表現」として人生の駒を進めていきたいです。