GLOBIS 学び放題の新活用術は「予行演習」。グロービス経営大学院で本領発揮するために欠かせない習慣とは

2016年にリリースした学習動画サービス「GLOBIS 学び放題」は、おかげさまで動画が3000本間近となりました。突然襲った新型コロナウイルスで私たちの働き方や生活、価値観が変化していく中、今後の意思決定を支える知識・知恵を身につけたいと、より多くの方にGLOBIS 学び放題をご活用いただいています。

今回は、日系大手食品メーカーから楽天へ転職して新商品を企画するユーザー、陳ジェンビンさんにインタビュー。グロービス経営大学院に通い始めた経緯や、クラスの予習・復習にGLOBIS 学び放題が欠かせないとおっしゃる理由を伺いました

楽しかった部署が一変。上司の意図をくみ取るのに四苦八苦する日々

――陳さんは普段、どんなお仕事をしていらっしゃいますか?

私は楽天株式会社で広告の企画を担当しています。WEB上に店舗を持つお客様が広告枠を購入して、私たちがそれをインタネットショッピングモールと言われる「楽天市場」に掲載することで各店舗様の売上や認知度が上がるように日夜工夫をこらしています。

私が楽天に転職したのは2019年11月。以前は、日系大手食品メーカーで11年間勤めていて、そこではあらゆる部署に異動して経験を積み、仕事も幅広くこなしていました。例えば、新商品を開発する、企画する、工場と連携して作る、といったあらゆる現場の仕事や、法務や商標といったバックオフィスも担当したこともあります。

――ほとんどの部署でご経験を積んだといっても過言ではないですね…!

前職で最後に所属したマーケティング部では、新商品を企画していました。実は、私にとってマーケティング部は経験すればするほど面白さを実感する部署で、他の部署へ異動した後も人事に志願して戻ってきたほど。

念願叶ってマーケティング部に戻ってきた時、一人目の上司は、私やチームの提案に的確なフィードバックをくれたり、良い点や悪い点をフラットに理解してくれたりする部下思いの方でした。おかげで、チーム全体のモチベーションが上がり、よりいっそうクリエイティブな企画を実現していこうと取り組むことができました。

ところが、二人目の新しい上司になった時、こちらの提案に対して「それは売れるの?」など投げかけてくれるものの、いつもフィードバックが漠然としていて…。私は、上司が言語化していない視点を進んで見つけに行って、企画に反映させようと奮起しましたが、なかなか上手くくみ取れず、自分のコミュニケーションスキルやビジネスパーソンとしての知識不足に悩む日々が続きました。

――せっかく念願の部署に戻ってきたのに、そんなお悩みがあったのですね。

プライベートの友達に「ビジネスの基礎知識を学べるところはないか」と聞き回ったり、「マーケティング」や「企画」をネットで検索してみたりしていました。そんなある時、人事から人材育成研修の招待状を受け取ったんです。

それにはグロービス経営大学院や、有名大学が運営するビジネススクール、e-learningといった大学院のリストが載っていました。当時の私が選んだのは、実践的ビジネススキルを短時間で学べるグロービス・マネジメント・スクール。今思えば、それがグロービスとの出会いでした。

学習を楽しむ秘訣は、自分にピッタリの動画にめぐり合うこと

――グロービス・マネジメント・スクールではどんなスタートを切ったのでしょうか。

初めて受けるクラスにはもちろん、自分が課題意識を持っていた「マーケティング・経営戦略基礎」を選びました。実際にクラスに行ってみて分かったのは、自分と同じように仕事で悩んでいる人が沢山いること。また、「間違っても良いからとにかく発言する」という文化があることでした。

クラスでは、講師も仲間も、自分のどんな意見でも「面白い」と拾ってくれるんです。お互いに意見を理解し合ったり、建設的な反論を出したりすることで多面的に学べて、「勉強って面白い」「これは仕事に使える」と、仲間と学習する相乗効果を実感しました。

――自分の意見を拾ってくれるなんて心強いですね。クラスが一体となって学びを楽しめる瞬間ですね。

仲間一人ひとりから前向きなエネルギーを浴びる環境だったので、最後の授業の後も「また会いたいな」と、余韻が残るほど。今後もこんな学習を続けるには、入学しか方法はないと考え始めました。

同時に、改めて自分のキャリアを思い描いていました。グロービス経営大学院に入学したら、どんなキャリアが作られていくんだろう。今の会社で仕事を続けるのか、転職して新しい環境に飛び込むのか、と。

グロービス経営大学院へ入学。クラスの準備には「GLOBIS 学び放題」が欠かせない

――グロービス・マネジメント・スクールを経て、グロービス経営大学院(以下、本科)に入学なさいましたが、そこではどんな学習ルーティンがありますか?

クラスの前は、自分で予習してアサインメントを完成させたら、仲間と勉強会を開催します。当日は、とにかく自分の考えたことを発言したり、仲間とのグループ・ディスカッションでさまざまな考え方を吸収します。グロービス・マネジメント・スクールと同じように、本科でも講師や仲間が意見を拾ってくれるから、間違っても怖くない。クラスが終わったら、仲間とまた集まって復習する会を開催しています。このインプットとアウトプットのサイクルは毎クラス、欠かさず行っていますね。

本科での学習と並行して、GLOBIS 学び放題も、ビジネスパーソンが知っておくべき基礎知識や最新情報を得るツールとして使っています。

例えば、マーケティングのクラスを受けていると3C分析SWOT分析PEST分析といった専門用語が当たり前のように飛び交うんですよね。あらかじめ理解していないとせっかくのクラスについていけないし、レポートも書けない。なので、GLOBIS 学び放題でクラスに関係する動画を探してラジオのように流したり、何度も聴き返したりして本科の授業に備えています。

GLOBIS 学び放題「PEST分析」より

――本科のクラスを学ぶ上で、GLOBIS学び放題は基礎情報を得るツールとして欠かせないんですね。

GLOBIS 学び放題でポイントを押さえているから、自信を持って本科のクラスに臨むことができますね。

本科や単科のようなクラスに出ずに、GLOBIS 学び放題だけで学んでいる方もいると思いますが、ビジネスでは、学んで知識を蓄えるインプットと、それらを咀嚼して実務で実践していくアウトプットの2つが大事。知識を得て満足するのではなく、それを自分で言語化したり現場で繰り返し使ったりしないと、せっかくの知識が流れてしまうと思うんです。

本科の授業ではケースメソッドで学び、授業後の勉強会で仲間とディスカッションしたり、自分だけのノートにまとめたりする機会を作って、本科のクラスで得た知識を実務に活用しやすくする習慣を作っています。

――GLOBIS 学び放題では、特にどちらの動画をご覧になっていますか?

戦略・マーケティング」です。このカテゴリでは、経営者や管理職に向けた、企業が持続的な競争優位を確立するための経営戦略やそれを実現するためのオペレーション・マネジメントを学べます。

現場の人間だからといってこの上流の思考・視点に無知でいると、広告企画でも人事でも判断やアクションを誤ってしまうし、企業としてのボタンをかけ違えていってしまいますから。

GLOBIS 学び放題「戦略・マーケティング」より

学んだことは現場で即実践。周囲からの反応が変わったと実感する

――本科であらゆるクラスを受講してきて、どんな変化がありますか?

今月から新商品を企画するプロジェクトを取りまとめるリーダーになったばかりということもあり、どんな人が企画に関わるのか、新商品を理解して実現できる人がいるのか、各事業部がどんな状況なのかと、これまでよりも視点を増やして全体を俯瞰するようになりました。おかげで、新商品の企画も立案者だけの希望に偏ることなく、全員にとって現実味のあるものに近づいていっていますね。

――企画に関わるさまざまな人を巻き込んで、実現に導いていらっしゃるんですね。

今の部署では、自分の提案に上司から率直なフィードバックをいただいていますが、グロービスに通う前の私だったら、相手の言わんとすることや立場、事業の背景が分からずにイライラしていたと思います。グロービスでさまざまな企業、職種、世代の仲間と学んでいくと、それだけ多くの視点や隠れた前提を認識してキャッチできるようになる。

「部署のKPIに合っていないから、上司は反対しているんだな」「色んな担当者に聞き回らなければいけないから、大変なんだろうな」など、相手の背景を読み取るようになると、上司も「こんなに厳しい意見をぶつけたのに理解してくれた」と信頼してくれるようになるんですよね。

コロナ禍でも続けたいのは、新しい仕事を着実にやり遂げること

――新型コロナウイルスによって、陳さんにはどのような変化がありましたか?

新しい日常生活に慣れない時もありますが、場所や時間の制約がないリモートワークができるようになったし、グロービス事務局が主催するオンラインのイベントにも毎回参加できるようになりました。

また、本科のみんなとオンラインで集まって勉強するようになったのも、新しい習慣。「ここが分からないんだよね」と気軽に質問して、クラウド上のワークシートを使ってディスカッションするのも楽しみの一つになりました。

――変化の多い中ではありますが、これからどんなことに挑戦したいですか?

今は新しい仕事に就いたばかりなので、やっぱり新商品を企画して着実に世に出したいです。 でも、いつどこでどのように働くかは、自分が希望したとおりに設計していきたい。今は新しい挑戦をさせてくれる仕事にやりがいを感じていますが、密かにしたためているビジネスプランも進めて、社内ベンチャーを立ち上げてみたいです。こんな時だからこそ、やっぱり社会貢献に繋がることをしたいですね。