学んだ動画は2000本以上。GLOBIS学び放題で得た知識を実践したら自分も現場も変わった

2016年にリリースした学習動画サービス「GLOBIS 学び放題」は、おかげさまで動画が3000本間近となりました。突然襲った新型コロナウイルスで私たちの働き方や生活、価値観が変化していく中、今後の意思決定を支える知識・知恵を身につけたいと、より多くの方にGLOBIS 学び放題をご活用いただいています。

予期せぬ事態が連続して世の中がますます変化する中、私たちはどのように学べば良いのでしょうか。今回は、学びを深めるのに仲間の存在が欠かせないとおっしゃるユーザーの出口 貴大さんにお話を伺いました。

仕事も多忙、育児も多忙。そんな中で学習できるのはGLOBIS 学び放題だった

――出口さんがGLOBIS 学び放題で学び始めたきっかけをお教えください。

私は今、訪問看護ステーションで管理者として病院の院長や開業前の先生、また訪問看護の管理職を志望するスタッフに向けて財務の研修を担当しています。その傍らで経営企画室を立ち上げて、社外のCOOやCFOも務めてコンサルティングをしています。

私には大きな目標があります。それは、訪問看護の業界全体を変えていくこと。実は、この業界では経営学や財務、マネジメントといった専門知識やノウハウがないまま会社を設立する人が多くて、6割が赤字経営なんです。看護を通じて世の中に貢献したいという想いを実現できないなんて、もったいない。

そこで、私は経営を学ぶ機会が少ない看護師に向けて、学習環境と実務に活かせる知識を提供する経営大学院を作りたいと思っています。その目標の実現に向けて、まずは自分が経営を体系的に学ぼうと、グロービスマネジメントスクールでクラスを受けていました。ただ、職場が大阪から東京に変わり、育児に専念する時期にも重なってMBAに集中しづらい状況だったので、まずはGLOBIS 学び放題で学習を始めました。

――管理者として多忙な毎日を送る中、GLOBIS 学び放題をどのように使っていらっしゃいますか?

私は、妻と1歳8ヶ月になる子供と過ごす時間を優先する生活を送っています。なので、GLOBIS 学び放題の動画は朝4時に起きた時や電車で通勤する時、また、仕事から帰って子供を寝かしつけた後に見ていますね。

動画を見た後、知識を自分に定着させたいので、200字程度に言語化してユーザー仲間が集うグロービス学び放題Slackラーニングコミュニティに投稿しています。Slackでは、ユーザーが学習報告を自由に書き込めるので「この動画、良いなあ」「その学習方法は使える」と思ったら自分の学習にも取り入れています。

現在、学んでいるコースは「戦略・マーケティング」。また、会社でティール組織を実施しているので「組織・リーダーシップ 」も見てヒントを得ています。GLOBIS 学び放題のアプリをダウンロードしてから毎日学習しているので、かれこれ2000本以上は見ているかな。個人的には、文字を追うだけでは新たな知識が頭に入ってきづらいのですが、GLOBIS 学び放題ではテンポの良い動画や講師の声、ユーザーとの情報交換、といった様々なアンテナから情報を拾えるので理解を深めやすいんです。

動画から学び得た知識を実践したら、自分も現場も変わった

――動画を2000本以上もご覧になったとは!学び続ける中で、何か変化はありましたか?

GLOBIS 学び放題の動画はいつも、図の使い方や見せ方、言葉の選び方が分かりやすいと感じています。なので、コンテンツを学びながら、自分が現場のスタッフに伝える時にどんなロジックを組み立てようか、また、研修資料を作成する時にどんな図や言葉を取り入れようかという視点でも見るようになりました。

結果、まず、私が現場のスタッフに説明できる内容が増えましたね。以前は「SWOT分析をしよう」となっても私自身が深く理解していなかったため、現場で実践するのが難しかったのです。今ではフレームワークを描きながらスタッフにアドバイスできるようになったし、研修資料やマニュアルでも、読み手にとって分かりやすいグラフや言葉を取り入れるようになりました。

――出口さんだけでなく、スタッフの皆さんにも変化が出てきましたか?

そうですね。私は行動を起こすことは得意ですが、それを仕組み化・言語化するのが苦手。会社にはティール組織を実施する現場があって、20名のスタッフがいるのに、私が一番、仕事を抱えて属人性を高めていました。

でも、少しずつ言語化するようになってからは、自分に集中していた仕事をスタッフに割り当てられるようになり、スタッフも各自でやるべきことを再認識して、目標に向かって自発的に動くようになりました。みんな、医療現場をどう変えていこうかと自分のこととして考えられるようになったし、看護師の採用活動や営業活動でも意見を出し合いながらチーム全体のあるべき姿や共通言語を設定するようになりました。

1000人超のコミュニティを「学びの練習道場」として盛り上げていきたい

――現在、GLOBIS 学び放題が運営するコミュニティに参加するユーザーが1000人※を超え、仲間の顔ぶれやコミュニティのあり方も変わってきていますね。※2021年6月時点

私が初めて参加した頃から毎月、参加者が増えていますよね。当初、私はSlackで自己紹介が挙がる度に全員へ返信していたけれど、途中で力尽きてしまったくらいです(笑)。コミュニティが拡大するにつれ、ユーザー一人ひとりに呼びかけて全体を動かすのは難しくなってきているので、有志を募って、コミュニティを盛り上げるチームを立ち上げたいと思っています。

例えば、コミュニティの活動やニュースをTwitterで発信する担当や、全体を盛り上げる担当、定期的に勉強会を企画する担当をグルグルと回したいです。せっかく業界も職種も多種多様な仲間が集まっているので、みんなでコミュニティを動かしていきたいですよね。

――出口さんがコミュニティの活性化に励んでくださる背景をぜひ伺いたいです。

以前、新しい環境で新しい業務に就いた時、十分な準備もできない中でいきなり重要なクライアントに接したんですが、失敗はするわ、場数を踏めなくて質が上がらないわ、非常に苦い経験をしました。GLOBIS 学び放題の動画を一人で見て終わり、ではなく、ユーザーコミュニティを仲間とディスカッションしたりプレゼンしたりする「学びの練習道場」にしたら、それぞれの現場で失敗が減るのではないかと考えています。それに、学習で知り合った仲間がゆくゆくのビジネスパートナーになったり、人生の飲み仲間になったりしたら面白いですよね。

変化する今、求められるのはオンライン・オフライン両方でビジネスを継続する力

――新型コロナウイルスで働き方や価値観が変わりつつある今、どんな課題を感じていらっしゃいますか?

これまでは、対面でコンサルティングや研修を行ってきましたが、これからは、オンラインでも受講者に満足していただける研修をいかに設計するかが目下の課題です。ただ、「テキストを見ても動画を見ない」といった層もいるので、SNSで発信したり、noteに書いたり、Youtubeに流したりと、見せ方のレパートリーも増やしてあらゆる層に導線を作りたいですよね。今と同じ内容の仕事を続けるにしても、発信する能力や、変化をすんなりと受け入れる柔軟性が求められると考えています。

――最後に、出口さんの思い描く未来についてお教えください。

現在は実務のコンサルティングにじかに繋がる中小企業診断士の勉強をしています。この資格を取得できたら、次はやっぱりMBAに挑戦したいです。特にグロービスは経営大学院だけでなく、このGLOBIS 学び放題を生み出したり、公式にユーザーコミュニティを運営したりするチャレンジングな教育機関。個人的には、ゼロから1が出来上がっていくプロセスが好きなので、ユーザーコミュニティが育っていく中で自分もリアルタイムに関わりたいし、GLOBIS 学び放題で学んだ「組織・リーダーシップ」をそのコミュニティで生かしながら一緒に盛り上げていきたいと思っています。

プライベートでは、将来は家族とニュージーランドに住みたいです。新婚旅行で1週間滞在した時、現地の人々の人間味溢れるおもてなしがとても素敵でした。それにニュージーランドは「世界で一番星空がきれいな国」とも言われていて、星の研究所(NZSA)があるくらい、自然が豊か。そんな思い出の地で、看護師に向けた医療系の経営大学院をどうやって設立しようか悩んでいますが、まずは、今の事業を持続・発展させる仕組みを作って、国内外を問わず、多くの人たちを巻き込んで変化に強い事業を回す力を養いたいです。

(取材日:2020年6月)