【インタビュー記事】データを恐れない姿勢が、ビジネスパーソンのバリューを上げる第一歩(1/2)

「もっとデータを活用して業績を上げてほしい。」

社内外からそんな要望や指示を受けたことがあるビジネスパーソンは、少なくないのではないでしょうか。一口に「データ」とは言っても何から始めたらよいのか。そもそも、データを活用する意義はどこにあるのか。

そんな悩めるビジネスパーソンのため、データとビジネスについてTableau Japan 株式会社 Enterprise営業部門長を務める福島隆文氏へのインタビューを行いました。

第一回はデータ活用の必要性とデータ活用人材の育成について、第二回はデータ活用の始め方についてです。ぜひお読みください。

第一回:ビジネスパーソンがデータと向き合うことの必要性(今回)
あああ:データ活用の鍵は外部分析にあり
第二回:データ活用は身近なことから始められる

◇テクノベート(実践|ビジネス実践知)
【ビジネスでのデータ活用】

 

◆ビジネスパーソンがデータと向き合うことの必要性

リアルだけでは成り立たなくなっている現在のビジネス環境において、事業を拡大していくにあたり、インターネットは必要不可欠なものになりました。それに伴って、データの使い方にまで目を向けることが重要だと福島氏は語ります。

福島氏:「ビジネスを拡大していくためにはインターネットを駆使する必要があります。そうすると、データが自然に取れていく状態になりますよね。でもそのデータは散在している状態なので、それらを全体で捉え、いかにして分析に役立てていくかが大事なんです。それができている企業はやはり業績を伸ばしていますね」

クラウドサービスの普及もあり、企業が保有するデータは膨大かつ散在している状態になっています。それらを全体で捉えられないということは、宝を捨てながら旧来の手法でしかビジネスをできないのと同じなのです。

当然、データを活用できる成長企業には自然といい人材が集まるという現実がある以上、採用面の競争力強化においてもデータ活用が重要である、と福島氏は力を込めて語ります。

 

◆データ活用の鍵は外部分析にあり

データを活用すること、さらに言えば分析をして戦略設計に役立て、実行するというサイクルを回していく人材には、それなりのスキルと知見が求められます。

企業にとって、そのような人材を確保したり社内で育てたりしていくことは、なかなか難しい課題ではないでしょうか。また、それを実現するためには、どのような視点が必要なのでしょうか。

福島氏:「ひとつは外を見ること。ビジネスを回していくと、近視眼的になりますが、競争力を常に高く持つためには外部環境の理解が重要です。特に、今はいないけれど数年後に競合が出てきそうな領域において、企業が何をしているか見ておかなくてはいけません。そうすると自然と他社がどういうレベルで何を維持しているか、どういうスキルを磨いているか、どういう素質のある人間を得ているかがわかります」

場合によっては直接のインタビューなど、定量的にだけではなく定性的なデータも活用している、と答える福島氏。同業種だけではなく異業種との連携にも注目しながら、外部環境を見ていくことの重要性が伺えます。

さらに福島氏は、同時に「データ活用人材を社内で育てること」の限界についても触れています。

福島氏:「どういう人間が必要で育てていくかを考えないといけない。先を見据えていくとそういうモデルはまだいないので、社内から考えていかないといけないんです。でも、『今いないものを社内で創りだす』と芸がない、結局先に行けない、という壁にあたります。
つまり、何かをリードするということは『誰もやっていないことを創りながらやっていく』という考えを根底に持ち、社内人材だけにこだわらないことが重要なんです」

福島氏が語るように、データ活用人材育成に戦略的に取り組んでいくにあたっても、外部環境を見ることが重要になります。人材開発を考える起点は「社内」であったとしても、育成の視点は外部に置いて実践を重ねていくのです。

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第二回:データ活用は身近なことから始められる

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